2014年11月30日日曜日

[Windows][WireShark]Coloring Rules について

WireShark でパケットキャプチャを行った時のカラフルな表示の設定についてです。

設定する場所とリセット(初期状態に戻す)手順

設定の場所は [View]-[Coloring Rules...] もしくはツールバー上のアイコンのです。

最初にデフォルトに戻す方法から書いておきます。
初期設定に戻す方法は、[Clear]ボタンです。

いつでも元に戻せるので、気兼ねなくいろんな操作をするのがいいです。


私がよく行う設定

私はよく この設定 にして使うことがあります。


WireShark のサイトにあるサンプル

http://wiki.wireshark.org/ColoringRules
ここにサンプルのルールセットがいくつかあって、ダウンロードして使えるようになっています。

TCP_Retransmissions_ColorFilter
設定行は1行のみで、ベースとなるルールは別に選んでそれにアドオンして使う。
TCPの再送パケットを赤色で表記する。
パケットロスがあったかどうか、それによるパフォーマンスの問題が発生していないかどうかをチェックできる。

Sample_color_filter.txt
Web / DNS / SMB / DHCP といったよく使われる通信に色付けされます。
Background Noise で邪魔な通信を薄くしています。
くっきりした色合いなのでチカチカします。。

Another_Color_Filter
Another_Color_Filter と Yet_Another_Color_Filter3.txt の2種類が置いてあります。
Another_Color_Filter は19個のプロトコルとなっていて、Yet_Another_Color_Filter3.txt はプロトコルの種類よりも Flag とかに重視した設定になっている感じです。


Jay's_Coloring_Rules
デフォルトの色合いと似ていて優しい色使いです。
TCP プロトコルで色付けしているのは HTTP と NetBIOS のみなので、付け加えて使うのがいいかな。
フラグは RST / SYN / FIN が準備されている。

Arv_Coloring_Rules
CRC エラーとか HTTP エラーとか エラーを見つけるように作られている。
ダウンロードしたファイルをテキストエディタで開き、Yo:ur:MA:C_:ad:dr と書かれた部分を自分のPCの MAC アドレスに編集してから使う。

iscsicolor
iSCSI のための追加用ルールセット。
設定は2行のみ。

DCE_RPC_Coloring_Rules
DCE/RPC プロトコル、つまりネットワーク上で RPC を使いながら分散ソフトウェアを動かしたりする場合のルールセット

Wireless_Wiresharkcolor_Pedrick
最後はこの Wireless ネットワーク用のルールセット・・・となっているのですが、ファイルはダウンロードできなくて使えません。(2014.11.30 現在)


Windows Tools のページに戻る

0 件のコメント:

コメントを投稿