2017年7月9日日曜日

[日記]バックアップ&復元ソフトを使ってみました(EaseUS Todo Backup Free)

バックアップ&復元ソフト EaseUS Todo Backup Free を使ってみました。

基本的なファイルはすべてバックアップを取っているのですが、昨今身代金を要求するウイルス(ランサムウェア)が流行っているので、念のためにそういったソフトの使い方を押さえて使えるかどうか見ておこうと思ったからです。

EaseUS Todo Backup Free とは

製品の紹介ページはこちらになります。
https://jp.easeus.com/backup-software/free.html
※このページからインストーラのダウンロードをすることができます。


EaseUS Todo Backup Free のインストール

EaseUS のサイトにアクセスします。
②「バックアップ&復元」-「Todo Backup Free」を選択します。
③EaseUS Todo Backup Free のページになるので、そこからインストーラのダウンロードができます。(2017.7.9 時点のバージョンは10.5)
④インストーラ(tb_free.exe)をダウンロードしたら、実行してインストールします。
※Free版とHome版では機能がずいぶん異なるみたいです。私はお試しなので Free 版で十分ですが、欲しい機能があったら Home 版を考えるのもいいかもしれません。
※既定のバックアップ先フォルダーの指定もあります。ここではデフォルトのまま(C:\My Backups)進めます。
⑤インストールが完了するとアイコンが作成されます。


EaseUS Todo Backup Free の起動

ではインストールしたソフトを起動してみます。

今はどこまで使えるかを試す意味もあるので、ライセンス認証は「後で」を選択します。

これで起動画面が表示されました。
まだバックアップが一つもない状態です。

バックアップの種類はいくつかあって、
・ディスク/パーティションのバックアップ
・ファイルバックアップ
・システムバックアップ
・スマートバックアップ
・メールバックアップ
といったものがありました。

今回の用途では「ファイルバックアップ」になりますね。


ファイルのバックアップ

私は C:\Data フォルダを作っていて、個人のファイルはすべてここに保存しています。
あと デスクトップ フォルダ上にもいろんなファイルが無造作に置いてあります。

なので、デスクトップ と C:\Data の2つのフォルダをバックアップ対象にして実施します。

①ファイルバックアップ を選択します。
②C:\Data と デスクトップ の2つをチェックします。下の図は C:\Data を選択したところです。
※バックアップ不要なサブフォルダを個別に除外したりすることもできます。インストーラを保存したフォルダとかがあるので、それはバックアップ対象外にしました。

③バックアップ対象を選択したら「実行」を押します。

④バックアップが行われます。

⑤バックアップできました。
※バックアップファイルの場所は「C:\My Backups\ファイルバックアップ」となっています。エクスプローラーでのぞくと実体は「ファイルバックアップ_20170709_Full_v1.pbd」というファイルになっています。


ファイルの取り出し

それではバックアップしたファイルを取り出してみます。

想定しているのは
1.誤操作でファイルを削除してしまった、または古いファイルを取り出したい
2.ランサムウェア(身代金ウイルス)に感染し、大事なファイルが暗号化され使えなくなってしまった
といった状況です。

①EaseUS Todo Backup Free を起動すると、取得したバックアップが表示されています。
※複数バックアップを取れば、それらがリスト表示されます。

②「復元」を選択します。

③復元するファイルの選択、復元場所の指定を行います。
元の場所に復元することも、別の場所に取り出すように復元することもできます。

④実行すると取り出しが行われます。

ちなみに復元場所を指定した場合、フォルダパス付きで復元されます。
C:\Data\idm810 というフォルダを復元したら、C フォルダ → Data フォルダ →  idm810 フォルダ が復元されます。


ランサムウェアの対策として十分か?

ランサムウェアはシステムを壊さず、大事なデータファイルを狙って暗号化をかけます。
ターゲットとなるのは主にドキュメントファイル(txt や doc など)、画像ファイル(jpg や img など)といったものです。

確かにバックアップファイル、つまり拡張子 pbd ファイルが暗号化されてしまうとダメですが、通常そうなることは考えにくいです。なぜならバックアップファイルは大容量ファイルになるから、暗号化ファイルのターゲットにするとシステムを壊すリスクがあるからです。システムを壊しては身代金を要求する目的が果たせなくなります。

このように考えると、100%絶対とは言い切りにくいですが、対策としては十分とみていいのかなと思いました。

あと、もし復元しても暗号化されるという場合、ランサムウェアの駆除が十分じゃないことがあり得ます。この点も注意が必要です。


使ってみた感想

無償版の暗号化のパフォーマンスはちょっと物足りないと思いました。機能評価目的またはパスワードファイルのようなピンポイントのファイルを手動バックアップしたい人向けですかね。

有償版はパフォーマンスの改善がされているようなので、しっかりしたバックアッププランを持ってバックアップをする場合には有償版があった方が良いと思いました。

あと、スケジュールの機能も有償版にはあるようです。評価で手動バックアップするのならいいですが、自動で増分バックアップするとなると安心感は違いそうです。

有償版 Home の値段は 4000円なので、これで安心を買うのもいいと思いました。


まるとん

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